「ミシンが欲しいな…」とふと思ったんですよね。
こんな服が欲しいな~と思って探してもちょうどぴったりな物がなかなかないので、これを探す時間を、縫製力(?)の習得に当てて自分で作ったほうが早いのでは?と考えた結果です。
作ろうとしたら作ろうとしたでまた大変なんだろうってことはわかるけど、やってみないとわからないからね…。
でね、こんなことを考えていたら関連する小説のタイトルがたくさん頭に浮かんできて頭がいっぱいになって疲れてしまったんですよ。
ふだんから「あ!」って何かに気づいたときに、関連はするけど関係のないどうでもいいことがたくさん頭に浮かんで頭の中だけ忙しくなってしまうことが多くて困ります。
今回の脳内連想ゲーム
脳内に浮かんじゃった連想ゲームを順番に載せておきますね!
『ロックンロールミシン』
さらっとした内容だったけど、タイトルでずっと覚えていて、「ミシン」って単語を使うたびにこの作品名が頭に浮かんでしまうから困りますね。
行定勲監督脚本で映画になってるんですよ
『ぎぶそん』
これは学生&ギターの話なので、ぜんぜん違うんだけど、若い人とかロックとかからきっと浮かんできたんだろうね。
『ロックンロールミシン』と全体の雰囲気も似ていなくもないですが。
伊藤たかみの小説大好きな時期があって、もうちょっと子供の頃に読むべきだったんじゃないか?と考えつつも大人になって読んだからおもしろかったのかもしれないなと思ったりもしています。『ぎぶそん』『ミカ!』がとても好き!(全体的にYA寄りの作品が多いです)
河出書房の文藝賞出身の作家さんって伊藤たかみも含めて結構好きなことが多くて自分と相性がいいのかもしれないなって思ってます。
綿矢りさ『インストール』、中村航『リレキショ』 、山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』とか…全部よかったもんな。
児童書、YAにめちゃくちゃハマってた時期に読んでた
『ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ』
「若くて陰鬱」みたいなイメージから辿り着いてしまったのではないかと。
めちゃ暗いんだけど爽やかで変な話~!って思ってました当時。
同じ滝本竜彦なら『NHKにようこそ!』の方が好きなんだけど、こちらのほうがタイトルがずっと頭に残ってるよね。
『お縫い子テルミー』
一回、最初のミシンのことに戻って思い出したっぽい。
妄想と連想が進むと、もう一つ別の枝分かれの軸を辿りなおそうとする癖がある…ような気がします。
別の可能性も確認したいというか…あみだくじのスタートを全部チェックしたい感じかもしれない。
これは普通にお縫子の話なので、ちゃんとミシンと繋がっているんですよ。飛躍していない連想です。
恋と仕事の話で雰囲気が江國香織っぽいなっておもっていたら文庫の解説をこの人が書いていてやっぱりね!って謎に誇らしい気持ちになったことを覚えています。
これもある意味ロックな作品だったと思う…記憶の中では。
『ファミリーポートレイト』
『お縫子テルミー』が実際にどうだったのかは置いといて暗くて寂しいところにとどまっているようなイメージで記憶に残っているので、こちらの『ファミリーポートレイト』で出ていた「金魚屋」のイメージと繋がっているのかもしれないです。
桜庭一樹とても好きで、全作読んで「うわぁあああああああ!!!!(喜)」ってなってた時期があったんですが、いつの間にか脱しました。
なんかあまり一生懸命読めなくなってしまった。年齢かな。
暗くてじっとり重いものを自分が必要としなくなったのかも。
桜庭一樹作品で一番好きなのは『私の男』です。単行本の装丁がとてつもなく良いのよ…
『LIQUIDDREAMS』
小説ではなく蜷川実花の写真集です。
金魚=になみか!みたいになってしまっていますね。あと昆虫も。
一時期ハマっていて写真集たくさん持っていたんですが、もう手放してしまって手元にないです。
とっておけばよかったなぁって思ったりもしますが、その時その選択をした私が今の私の土台みたいなものなのであんまり後悔とかはないです。
一度は持っていて、自分の中に何か残っていればそれは今も持っていることとそんなに変わらないと思うので。
「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」とか、良かったです。
『ラッキープール』
JUDY AND MARYの2001年の曲。
たぶん金魚と繋がっているんですね。
JUDY AND MARYは鯖や鰯ではなく金魚や熱帯魚だな。
この曲まで行っていったん『ロックンロールミシン』に戻ってきました。
夏のイメージがあるから。
JUDY AND MARYとYUKIは原曲-4で歌います。
連想は楽しい。
脳内でしりとりするみたいに一人で連想ゲームしていくのって、楽しいんですよ。
あえてやっているわけではなく、自然と考えちゃうんですが、昔読んだ本や知っていることを思い返すきっかけにもなるし。
「そういえばあんな本読んだなぁ」「タイトルだけ覚えてるけどどんな内容だっけ」…とかね、もう一度調べ直したりしてまた新しい発見があるのがまた楽しいなって思ってます。