「サウスポー(左投げ)」の「サウス」って「south(南)」なのかなー、なんで左が南なのかな~地図で見たら左は西っぽいけどな~って気になって調べたら 『アメリカの南部出身の野球選手に左投げが多かったことから』 ってことらしいです。
「サウスポー(左投げ)」の「サウス」って「south(南)」なのかなー、なんで左が南なのかな~地図で見たら左は西っぽいけどな~って気になって調べたら
— しらいし@漫画と読書と日常📚 (@shiraishibooks) July 29, 2023
『アメリカの南部出身の野球選手に左投げが多かったことから』
ってことらしいです。
へーへーへーへー!!!
方角の記号(NとかSとか)覚えるのって難しくない?
方角の英語は、子供の頃に方位磁石に書いてある英語の意味が知りたくて調べた時に知ったような気がします。
north, south, east, west……。
N極・S極と言われても意味がわからないと、どっちがどっちなのか覚えられないので。
方位を習うのって小学三年生ぐらいだと思うのですが、私は「丸暗記」が苦手なのでとにかくその「意味」を知るようにしています。
歴史とか名前を覚えられなくて苦手です。何が原因で何が起きたかみたいなざっくりしたことはわかっていても、地名とか人物の名前とか…名付けた人に名づけの理由を聞きたい…
方角って子供の感覚的には結構曖昧というか、今自分が立っているこの場所…自分が向く方向で自分の正面は変わるのに、しかも地球は丸いのだから北だと思ってずっと進んで行ったらいつかそこは南になるのでは?と思って、理屈で一応わかっていても納得はいっていなかったです。
普通に暮らしていたら天体・星とか目安にできないしね…。
そのせいか東西南北は結構ぼんやりとしか捉えられなくてずっと気持ち悪かったのです。
学校の勉強で方角は理科と社会(地図)で使うものだから、特に社会の地図がなんとなく嫌だった記憶があります。
立体の世界の理屈がなんで平面の地図に適応できるのかどうも理解が及ばなくて。
それが、なんとなく、「そういうものなんだ」と理解できたのはゲームのRPGをやっていた時だなと、今でもはっきりその頃の記憶が残っています。
RPGゲームで覚える東西南北
ゲームでRPGをやっていると最初はマップの「下から上方向」か「右から左方向」に進んでいくことが多いから、そういうものなんだ…っていうお約束というか、暗黙の了解みたいなものを受け入れるしかなかったような気がします。
昔のRPGのマップは2次元なので、画面の上が北で下が南になりますよね。
3Dシームレスで360度ぐるっと回れるタイプの今のゲームでどう処理されてるのかはよく知らないですが
・温暖な南(south)から厳しい北(north)に向かっていく
・自分のいる右側(日本≒east)から左(west)へ向かっていく
(日本語の縦書きが右から左へ進むイメージもあるかも)
そういうものがしっくりくるというか、あまり疑問を持たずに受け入れらていた気がします。
※音楽再生ボタンは右に向かって送っていくけど、横書き表記だから違和感がないのだと思います
そういうわけでRPGの地図で進んでいく方向の違和感はないのですが、攻略上で「北の村に〇〇がある」とか「〇〇の町の西に××の祠があって」みたいなセリフや目的地の指示がありますよね。
最初それがとにかくわからなくて、マップの反対方向に進んだりしていたんですよ。
ゲームの中でも方向音痴発揮していて笑えないですね。
「south」の概念に気づいた瞬間
そういえば、ゲームの『FF6』で「フィガロ城」の南側(マップ下側)に「サウスフィガロ」って町があるので「south」の概念みたいなものはこれで強固になった気がします。
ヘレンケラーのように「south!」って衝撃を受けたんだよね。
「これが!南!ってことか!」って。
SFCのFF6では、頭にオートボウガンを装備できるバグ技があって、それで防御力上げましたよね…。(同世代の人やってたよね?)
フィガロ城周辺に出てくるモンスターの「デザートソーサー」のビジュアルをよく覚えていて、大人になってから居酒屋でサソリのから揚げを食べたときに突然その記憶が強く思い出されて、それ以来何かしらでサソリを見るたびにあのモンスターを思い出します。
(ビジュアルはカブトガニっぽいんだけどね)
なんで「デザート(dessert)なんだろ?」と思っていたのですが「desert(砂漠)」だと知って衝撃を受けた子供の頃のわたくし。
(フィガロ城の周りは砂漠なのです)
「ってことはデザートイーグル(銃)ってそういうこと?!」って二度びっくり。
それまでずっとずっと頭の中で銃とケーキが一緒に浮かんでいたので。
「西」と「東」の音象徴?
「西」と「東」についてはずっと苦手でよく間違えていたような気がします。
関連するものを当てはめて覚えていこうとしても、結構難しかったので。
・西ー左(ひだり)ーleft
・東ー右(みぎ)ーright
西にrightは対応しなさそうだし
東にleftは対応しなさそうだし
…という感覚が少しある気がしている。
逆にするには音に違和感があるのかも?
・「にし」は「ひだり」「れふと」と近くて直線っぽい音。軽さ。
・「ひがし」は「みぎ」「らいと」に近くてまるみのある音。重み。
「音象徴」での類似性を無意識に探していたのかなと思ったりもする。
そうやって近いものを探して頑張って処理しようとしていたような気がします。
※音象徴:音そのものがある特定のイメージを喚起する事象を指す。
※住んでいる国や地域によってその方向に何があるのかで印象が変わるのかもしれないけど、私の中では実際の地理では西側に曲線的なイメージがあるし、東側に直線的なイメージがある。
音のイメージとそのもの自体が持っているイメージは別ですね。
個人的なこの記事のまとめメモ
・三次元の感覚を二次元に変換するのは難しい
・ヘレンケラーみたいな体験は意外と体感できる
・「わかる」はふとしたきっかけで発生する
・結構どうでもいいこと覚えてる
・私はゲームに育てられた(と思えることがたくさんある)
・子供時代に英語の同音異義語にたくさん衝撃を受けていたっぽい
・FF6楽しかったなぁ…
そういえば、中学生の頃、先生から「NEWS(ニュース)」の意味は「North(北)」「East(東)」「West(西)」「South(南)」の頭文字から来ているって教わったんだけど、なんかあれガセらしいですね。
フランス語「nouvelle」、ドイツ語「Neues」、スペイン語「novedades」、イタリア語「novita」などの、「new(新しい)」の複数形から来ているようです。
参考:「あ」は「い」より大きい!?—音象徴で学ぶ音声学入門